テープ起こしライター・のりの日常

自分の日常、気になること、伝えたいことをつらつらと…

テープ起こしにおすすめの資格ってどんなものがあるの?

こんにちは、のり(@nori_freelance)です!

 

今回のテーマは

テープ起こしライターにおすすめの資格

についてです!

 

音声を文字にするだけなんだから

誰でも出来るんじゃないの?資格なんてあるの?

 

なんて思われる方もいるかもしれませんが

実はいくつもあるんですよ!

 

ただ聞いたことを文字にするだけではなく

テープ起こしライターには様々な【特殊技能】が必要です。

 

それらを客観的に判断するためにも

テープ起こしに興味のある方は

ぜひ資格取得にチャレンジしてみましょう!

 

それではもくじです!

 

もくじ

 

文字起こし技能テスト(R)

これはもう、読んで字のごとく

文字起こしのために存在する資格ですね!

 

インターネット上で受験できるのでとても便利です。

 年に2回(5月と11月)行われます。

 

知識編、技能編がそれぞれ500点ずつで構成されていて

1000点満点で判定されます。

(なんかTOEICに似てますね)

 

850点以上を取得すると

仕事を安心して任せられると言われています。

 

また、901点以上を取得すると

スペシャリストという称号がもらえて

 

就業に有利になることはもちろん

様々な特典を得ることができます!

 

合格・不合格ではなくスコアで判定されるからこそ

 今、自分がどんな位置にいるのかよくわかるので励みになりますね。

 

また仕事をお願いする側としても

単に「合格・不合格」だけだと

トップ合格なのかギリギリ合格なのかで

仕事の質が変わってくるのは当然ですよね。

 

それならスコア制にした方が

どれくらいの力があるのかはっきりします。

 

そしてスコアの高い人ほど

優先的に案件が回ってくるので

必然的に収入も高くなっていくでしょう。

 

受ける側は「自分の実力判定」のために

発注する側は「文字起こしの品質安定」のために

これからも人気の高い資格になって行くと思います。

 

僕も11月に受験予定です!

 

公式テキストも発売されているので

興味のある方は一度手に取ってみてはいかがでしょうか。

文字起こし技能テスト 公式テキスト 改訂版

文字起こし技能テスト 公式テキスト 改訂版

  • 作者:エフスタイル
  • 発売日: 2018/06/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

こちらはサイトになります。

mojiokoshi.org

mojiokoshi.org

 

テープ起こし技術者 資格検定試験

こちらは

一般社団法人 音声テキスト化協会

というところが行っている資格試験です。

 

こちらは

インターネット上で受験できる

試験時間は1.5時間

合格・不合格で判定される

 

としか書かれておらず

具体的にどんな試験が行われるのかはわかりません。

 

しかし、合格すると任意で

ボイテックスメンバーズというサイトに登録が出来て

 

そこに集まってくる文字起こしの案件を

優先的に探せる&紹介してもらえるという特典があります!

 

クラウドワークスやランサーズなどだと

文字起こしの案件が上がってきたら

見つけた人で早いもの勝ち!となりがちですが

 

ここのサイトに登録できれば

上がってくる案件は文字起こしだけになるので

 

納期や内容などを見て、自分のレベルに合ったものを

適宜判断して受注することができます。

 

経験を積みながらレベルアップしたいという方は

ぜひおすすめの資格ですね。

 

この資格のための勉強は

ボイテックス(アスカ21)という会社が提供している

 

ボイテックスライター養成マスターコース

 

という通学(通信)講座を受講することによって

効率的に学ぶことができます。

(僕もこの講座で勉強させていただきました!)

 

もちろん自分で文字起こしの経験を

積んできているという自負のある方だったら

 

講座を受講せずに

そのまま検定試験を受けて問題ないです。

 

(しかし、この記事執筆段階では

 新型コロナウイルスの関係で

 申込受付が中止されているようです)

 

ボイテックスはかなり硬派な

文字起こしの専門会社という印象があります。

 

コロナが落ち着いたら

ぜひ受験してみることをお勧めします!

 

パソコン速記検定試験

これは文字起こしの実際の業務から

一部だけを取り出したような試験です。

 

実際の文字起こしでは

聞き取り不明個所にどんな処理をするか

すぐにわからないものがあったら本やネットで調べる

などと言った作業が入って来ますが

 

この検定は

流れてくる音声を聞いて正確に入力する

という能力のみを判定するものです。

 

文字起こし作業における

粗起こし(最初にざっと大まかに内容を文字にすること)

の能力だけを判定するものですね。

 

もちろんこの試験だけでは

最終的に納品される品質までは判定できないですが

 

少しでも速く正確に粗起こしをすることができれば

その分修正にも時間がかけられますし

 

トータルで受注できる案件の数も増えるので

粗起こしが速くできるに越したことはないですね。

 

最初の2つと比べると

あまりテープ起こしライターにとっては

メジャーじゃないかもしれませんが

 

1級を持っていると優遇してくれる文字起こし会社もあるので

 僕はこの資格も取ってみようと思っています!

 

下記のサイトから3級の体験もできますよ。

www.k-typing.com

タイピング技能検定

e-typingというタイピングサイトがあるのですが

そこの運営会社が実施している検定試験です。

 

級によって行われることが変わって行くのですが

 

単キー、カナ、単語、短文、長文

 

の入力の正確性とスピードを測るものです。

 

これは合格・不合格がはっきり出るので

ある一定水準の点数を取らないといけません。

 

この試験もインターネットから申し込みはいつでも出来て

模擬試験は何度でも受験できます。

 

模擬試験で確実に合格できるようになってから

お金を振り込んで受験すると良いのではないかなと思います。

 

他にもタイピング系の資格はあるのですが

テープ起こしにはあまり関係はしなさそうなので

 

テープ起こしライターを目指す方は

これらの4つの資格を合格orハイスコアを

目指すと良いと思います!

 

まとめ:資格が無くても出来るからこそ

テープ起こしは資格が無くても

仕事を受注することは出来ます。

 

しかしその仕事は良い条件とは限りません。

 

なぜなら良い条件の案件は

クライアントがベテランを優先的に採用するため

たくさんのライバルがいるからです。

 

その人たちをかき分けて

高単価の案件をゲットするためには

 

クライアントに

自分の能力を分かりやすくアピールしないと

自分の存在を見つけてもらえません。

 

その時に

資格はありません!やる気だけはあります!

という人と

 

文字起こし技能テスト950点

パソコン速記検定試験1級持っています!

という人とでは

 

初めて仕事を預ける側としては

後者の方が安定した仕事をしてくれるのではないか

と思うのは自然だと思います。

 

自分の力が高まれば

文字起こしの効率も上がって

結果的に単価も上がることになるので

 

資格を取れば

アピールも出来て稼げるようになって

一石二鳥ですよね!

 

自分の力を客観的に証明するために

ぜひ資格ゲットを目指しましょう!